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叢文社 発行 1984年 21.8x15.4cm 285P
著者:久保貞次郎
編集:木水育男、神吉雅巳、斎藤静枝、牛久保公典、田中萬里子
目次:
I
・日本近代画壇のアウトサイダー
・北川民次の歩んだ道
・美の向こうにある美を
・生命力の探求者
・思想への忠実さ
・戦闘的デモクラットの面目
・民次の芸術―その評価の変遷
II
・北川民次の壁画の仕事
<北川民次にきく>
・壁画について
・カゴメビルのモザイックについて
・戦後国際社会と美術の動向について
・アンフォルメルについて
・ジョン・スローンから学んだもの
・メキシコ児童画の指導者、北川民次
・再評価されるメキシコ児童画の指導
・北川民次の版画制作
・コドモ文化会と絵本の時代
・「うさぎのみみはなぜながい」の読者へ
・絵本と北川民次
III
・北川民次の芸術とその魅力
・北川民次の回顧展について
・メキシコ時代の北川作品
・うすっぺらな美や安らかさに抗して
・“憑かれた人”北川民次
・北川民次のヒューマニズム
・北川民次の新作から
・北川民次の石版画
・明日に輝く魅力
・北川民次の思想性
・北川民次の近作
・版画集『瀬戸十景』のころ
・北川民次の芸術に賭ける
・瀬戸のまちかど
・瀬戸と北川民次
・瀬戸に訪ねて I
・瀬戸に訪ねて II
・北川民次作品解説
・北川民次略歴
1,000円/ 税込価格 1,100円
栃木県立美術館 発行 2014年 各25.7x19.0cm
2冊組
オールカラー
左:
『宇佐美コレクション総目録』
80ページ
小勝禮子「宇佐美コレクションについて―瑛九の銅版画を中心に」
右:
『真岡発:瑛九と前衛画家たち展
―久保貞次郎と宇佐美コレクションを中心に』
88ページ
小勝禮子「久保貞次郎と美術の出会い―三上英生、瑛九を中心として」
加藤正「アバンゲール序章」
「真岡発:瑛九と前衛画家たち展 ―久保貞次郎と宇佐美コレクションを中心に」
会期:2014年4月19日[土]―6月22日[日]
会場:栃木県立美術館
2,000円/ 税込価格 2,200円
瑛九画集刊行会 発行 1971年 28.9x23.0cm 89P
限定200部
銅版画4点挿入
・「街・B」1952年
・「ひとびと」1956年
・「女」1956年
・「風景・C」1958年
目次:
・瑛九は第三の目を持っていた 靉嘔
・原色図版 油彩
・単色図版 油彩、コラージュ、フォト・デッサン、デッサン・水彩、銅版、石版
・図版目次
・瑛九年譜 山田光春
・瑛九関係の文献
・あとがき
※外箱に経年によるシミあり
国立西洋美術館 発行 2013年 224P
国立西洋美術館の本館を設計したル・コルビュジエ(1887−1965)は、20世紀を代表する建築家であると同時に、絵画、彫刻、版画、タピスリー、映像などの分野にわたって活躍した多才な芸術家でもあります。彼は毎日の朝をアトリエでの絵画制作、午後を設計事務所での仕事にあて、異なる領域のあいだを往復し続けた稀代のクリエイターでした。
今回の展覧会は、パリのル・コルビュジエ財団と、ル・コルビュジエの美術作品に関する世界有数のコレクションをもつ大成建設株式会社の協力のもとで開催されます。本展のもっとも大きな特色は、ル・コルビュジエの絵画や彫刻を、彼自身が設計した美術館の空間の中で鑑賞できるところにあります。彼が後半生に「諸芸術の綜合」を訴えたことは近年あらためて注目されていますが、本展は彼の美術作品と建築空間が実際にどのように響きあうかを確かめることのできる機会となるでしょう。
また、本展には、ル・コルビュジエの美術作品とともに、彼と密接な関わりのあった同時代の芸術家たちの作品も展示されます。彼が「レスプリ・ヌーヴォー(新精神)」を唱えた時代の盟友であったオザンファン、レジェ、リプシッツ、そして彼が強い関心を寄せたキュビスムの芸術家たち(ピカソ、ブラック、グリス、ローランス)、さらに彼がいち早く注目したボーシャン、デュビュッフェ、ルイ・ステールら異色の画家たちの作品を通じて、モダニズムの枠にとらわれず大きな視野のもとで創造の根源を探ろうとしたル・コルビュジエのユニークな芸術観の一端を垣間見ることも、本展のもうひとつの狙いです。(同館HPより引用)
阿部出版 発行 2013年 29.7x22.0cm 292P
図版:443点
草間彌生の版画作品を集大成した全版画カタログ・レゾネの増補新版。
未公開の新作版画25点と、100号大のキャンバスに、黒一色のシルクスクリーンで刷られた「愛はとこしえ」シリーズ50点を追加掲載。
2011年以降の最新の作家ドギュメントも追加。
SOLD OUT
ときの忘れもの 発行 2013年 25.6x18.1cm 15P
「殿敷侃 遺作展」
会期=2013年8月21日[水]―8月31日[土]
執筆:濱本聰(下関市立美術館)
図版:21点掲載
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
初期の原爆ドームのレンガや、鋸、蟹など、点描で精緻に描かれた油彩と版画など22点を収録。
広島で生まれた殿敷侃は、被爆体験をもとにヒロシマにまつわる遺品や記憶を細密極まる点描で描き、後に古タイヤなどの廃品で会場を埋めつくすというインスタレーションで現代社会の不条理に対して批判的・挑発的なメッセージを発信しました。
800円/ 税込価格 880円
下関市立美術館 発行 1993年 29.7x20.8cm 47P
「殿敷侃 遺されたメッセージ・アートから社会へ」展
会期=1993年2月19日―3月21日
下関市立美術館
執筆:
山本和弘「ボイス、キーファー、そして殿敷侃。あるいは芸術と政治、芸術と経済」
渡部誠一「殿敷侃―死を生きる座標から―」
濱本聰「殿敷侃・現代の語り部」
SOLD OUT
ときの忘れもの 発行 2013年 25.6x18.1cm 24P
「第23回 瑛九展」
会期=2013年5月17日[金]―6月1日[土]
執筆:大谷省吾(東京国立近代美術館主任研究員)
図版:約30点掲載
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
瑛九の最初期(1936〜37年)のフォトデッサン、コラージュから最晩年の点描大作まで、油彩、水彩、素描、フォトデッサンなど30点を収録。
800円/ 税込価格 880円
ときの忘れもの 発行 2013年 25.6x18.1cm 16P
「具体 Gコレクションより」
会期=2013年3月15日[金]―3月30日[土]
出品作家:白髪一雄、吉原治良、松谷武判、上前智祐、堀尾貞治、高崎元尚、鷲見康夫
執筆:石山修武
図版:15点掲載
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
編集協力:太田厚子(早稲田大学石山修武研究室)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
500円/ 税込価格 550円
桑原規子 せりか書房 発行 2012年 21.6x15.6cm 575P
日本近代版画史の巨匠の全貌に迫る大著。
抽象画の先駆者、創作版画の推進者として、また装幀家、写真家、詩人、評論家として多彩な面をもつモダニスト恩地孝四郎。
一九一〇年代から一九五〇年代まで、実験的創作の最前線にあった作家の軌跡を克明に辿る。
目次(抄):
・序章
・第一章 版画家への道 一八九一―一九一三年
・第二章 『月映』と<抒情>シリーズの誕生 一九一四―一九一五年
・第三章 「抒情」の周辺 一九一四―一九一九年
・第四章 油彩画家として 一九一四―一九二四年
・第五章 <人体考察>シリーズと「考察画」 一九二四―一九二九年
・第六章 帝展出品作をめぐって 一九二七―一九三〇年
・第七章 <楽曲による抒情>シリーズ―「抒情」の復活 一九三〇―一九三六年
・第八章 二つの「出版創作」―『海の童話』と『飛行官能』 一九三四年
・第九章 <ポエム>シリーズの誕生 一九三五―一九四五年
・第十章 戦時期の具象版画をめぐって 一九三八―一九四五年
・第十一章 戦後の抽象 一九四五―一九五五年
・終章 没後の評価をめぐって
・索引
・謝辞
・著者執筆恩地孝四郎関連文献
■桑原規子 Noriko KUWAHARA
1960年大分県生まれ。お茶の水女子大学教育学部卒業、筑波大学博士課程芸術学研究科修了。現在、聖徳大学人文学部准教授。博士(芸術学)。
共著=『モダニズム/ナショナリズム』『クラシック モダン』(いずれも、せりか書房)、『大正期美術展覧会の研究』(東京文化財研究所)、『「帝国」と美術』(国書刊行会)他。
8,000円/ 税込価格 8,800円
2012年 21.0x14.8cm 31P
※孔版画に手彩色作品1点挿入
文:ながいけいこ
英訳:おたにちかこ
木版画・デザイン:ながいももこ
※挿入版画
永井桃子
2012年 孔版画に手彩色
イメージサイズ:174.0x9.5cm
シートサイズ:20.7x15.0cm
Ed.80(A.P.) サインあり
2,000円/ 税込価格 2,200円
ときの忘れもの 2012年 21.5x21.5cm 63P
図版:59点
収録作家:マン・レイ、瀧口修造、阿部展也、斎藤義重、南桂子、ジオ・ポンティ、ジャスパー・ジョーンズ、堀内正和、サム・フランシス、辻邦生、菅野圭介、オノサト・トシノブ、グドゥムンドゥル・エロ
・宮脇愛子サイン入りオリジナルシルクスクリーン1点挿入
・カタール、花蓮、コセプト、南港での宮脇愛子の近作の制作風景を収 録したDVD(約20分)付き
◆本図録(限定200部刊行)には、宮脇愛子のオリジナル版画(シルクスクリーン、自筆サイン入り)を各1点挿入しました。 挿入作品は宮脇愛子が今までに制作してきた版画作品の中から、アトリエに保存されている28種類を使用しました。各作品は少ないもので1部、多いもので32部あります。限定番号の記入されているものもあれば、EAまたはサインのみのものもあります。
各作品とは別に、図録奥付に1番〜200番の限定番号を記載し、申込み先着順に頒布いたします。
磯崎新 現代版画センター 発行 1983年 22.0x29.0cm
普及版 限定1,300部
磯崎新によるオリジナルシルクスクリーン1点を挿入
編集:星野治樹(水夢社)
執筆:磯崎新、松岡正剛、八束はじめ
英訳:ドナルド・フィリパイ、木幡和江、南谷覺正
デザイン:横尾忠則
シルクスクリーン刷り:石田了一
挿入作品
「FOLLY―草庵」
1983年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:16.0x19.0cm
シートサイズ:21.0x28.0cm
財団法人 中津万象園保勝会 発行 2009年 A4判 27P
テキスト:林道郎、植田実、磯崎新、宮脇愛子
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦+株式会社ディスハウス
印刷:モリモト印刷株式会社
2009年、中津万象園丸亀美術館で開催された「磯崎新版画展 宮脇愛子展」の図録
500円/ 税込価格 550円
日本アドヴィザー 発行 1988年 30.0x30.0cm 56P
図版:124点収録
1988年パルコ、高島屋での展覧会カタログです。
ウォーホル語録
制作:ピエール・ボードリ
デザイン:北澤敏彦
編集:寺岡美奈子 青山弥生 奥正子 中原千里 柏原園子 田中ジューン恵
写真:酒井猛 小西忠雄
3,000円/ 税込価格 3,300円
刀根眞澄 小泉晋弥 ときの忘れもの 発行 1997年 A4判 132P
限定35部
テキスト:小泉晋弥
年譜:綿貫不二夫
※オリジナル銅版画1点入り(刀根眞澄「鑑(鎧シリーズ)」 1964年 18.1x14.8cm)
自由美術協会会員として樹脂によるユニークな作品を制作している刀根眞澄の初期から近作までを網羅、詳細な年譜を収録した代表作品集。1997年、ときの忘れもの刊、A4判 132頁、テキスト執筆/小泉晋弥(茨城大学助教授)。
ときの忘れもの 発行 2010年 A5判 18P
刊行日:初版/2010年3月31日 25冊
発行:ときの忘れもの/(有)ワタヌキ
テキスト:木村理恵子
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
送料:120円
2010年2月23日(火)〜3月6日(土)に開催した「ハインリッヒ・フォーゲラー展」のために制作しました。
ハインリッヒ・フォーゲラーは、1894年にヴォルプスヴェーデに定住し、自然を舞台とした童話のような世界を装飾的に創造しました。その銅版画は、1910年に日本でもいち早く紹介され、文芸雑誌『白樺』に特集が組まれるなど、当時の若い作家たちに大きな影響を与えました。今回は、代表作「春」や「受胎告知」などをふくむ銅版画作品15点を展示しました。
300円/ 税込価格 330円
ときの忘れもの 発行 2010年 A5判 22P
刊行日:初版・2010年2月10日 25冊
発行:ときの忘れもの/(有)ワタヌキ
テキスト:滝沢恭司
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
2009年11月20日(金)〜11月28日(土)に開催した「S氏コレクション 駒井哲郎PART I展」のために制作しました。
本展では、サラリーマンコレクターであるS氏が35年かけて蒐集した駒井哲郎の銅版画の中から、第一回展示として30点を出品しました。
300円/ 税込価格 330円
資生堂 発行 2003年 24.0x17.5cm 143P
銀座の資生堂ギャラリーで2003年11月に開催された「福原コレクション 駒井哲郎作品展/未だ果てぬ夢のかたち-」の図録です。
資生堂名誉会長の福原義春氏は財界活動はもちろん、東京都写真美術館館長、(社)企業メセナ協議会理事長、(財)日本交響楽振興財団会長、国語審議委員会委員など、文化的活動にも熱心に取り組まれており、美術品のコレクターとしても有名です。
中でも福原氏が若いときから40数年かけて個人で蒐集した駒井哲郎作品は、他の美術館コレクションとは全く異なるコンセプトが貫かれています。
この展覧会には、会期中6,000人もの来場者があったそうで、駒井人気の高さと、福原コレクションの質の高さがあらためて再認識されました。
目次:
・《夢遊病者のフーガ(フューグ・ソムナンビュール)》という「実験」―駒井哲郎の初個展前後 林洋子
・再び福原コレクションについて 発見された駒井哲郎 綿貫不二夫
・とくべつの感情 福原義春
・鑑賞の手引―それぞれの<未だ果てぬ夢のかたち> 朝川佳子
・図版
・駒井哲郎作品目録
・駒井哲郎年譜 中島理壽編
・駒井哲郎:没後の記録 中島理壽編
2,000円/ 税込価格 2,200円
発行:宮崎県立美術館、埼玉県立近代美術館、うらわ美術館、美術館連絡協議会 2011年 25.5x21.0cm 292P
編集:
高野明広、小林美紀(宮崎県立美術館)、大久保静雄、梅津元(埼玉県立近代美術館)、山田志麻子(うらわ美術館)
目次:
・「生誕100年記念 瑛九展」によせて
瑛九と「美術館」 市川政憲
「瑛九さん」から瑛九へ―瑛九の「評価」をめぐって 五十殿利治
・Topic1:文筆家:杉田秀夫から瑛九へ
文筆家としての瑛九 大谷省吾
・Topic2:エスペラントと共に
エスペラントと瑛九 鈴木素直
・Topic3:絵筆に託して
私の中の瑛九 本間正義
・Topic4:日本回帰
瑛九の東洋回帰―身体的実践としての絵画の胚胎 石川千佳子
・Topic5:思想と組織
瑛九の大いなる精神の意思のまわりにあり得た現実 福島辰夫
・Topic6:転位するイメージ
異種メディアのはざまで 谷口英理
・Topic7:啓蒙と普及
技法の質問する前に実践を 島崎清海
・Topic8:点へ・・・
点描・最後の転換 矢野静明
・年譜
・没後の展覧会歴
・文献
・瑛九をめぐる5つの考察
1.瑛九―[エピソード]―私感 大久保静雄
2.都夫人を通して見る瑛九 高野明広
3.装置としての瑛九
―PLAY, FOREWARD, REVIEW, PAUSE, REVERSE, STOP 梅津元
4.瑛九のアトリエ―浦和での足跡をたどって 山田志麻子
5.アーカイヴ調査に見る瑛九 小林美紀
3,000円/ 税込価格 3,300円