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思想・哲学

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527 - 踊る自由(サイン入り)

大崎清夏 左右社 2021年 四六判変形 112P

すぐそこにある、とはいえおいそれと立ち入れないゾーンの中に、この詩集はわたしをすうっと連れ込んでしまった。─岡田利規(チェルフィッチュ)
私も踊りたい/世界が踊っているのだから──。
『新しい住みか』から3年。『指差すことができない』(中原中也賞受賞)以来、1冊ごとに新しい世界を見せてくれる大崎清夏充実の新詩集をお送りします(装幀:大島依提亜)

❖目次
ふたりで
  触って
  両性の合意
  遺棄現場
  ハバナ
  采女
  線画の泉
  裸子植物を塗る筆
  照明論
  渋谷、二〇一一
  東京

ひとりで
  プラネタリウムを辞める
  図書館の完成を待つ
  一遍
  破壊行為
  ジョーカー
  世界が踊っているのだから ── für Pina
  みや子の話
  渋谷、二〇二一
  川沿いの道を歩く方法
  魂の療養所

松浦佐用媛、舞い舞う
  まね・ぶ ── 学ぶ
  まるはなばち ── 丸花蜂
  まつばら ── 松原
  まくら ── 枕
  まぼろし ── 幻
  まね・く ── 招く
  まなづる ── 真鶴
  まれびと ── 客人
  まなざ・す ── 眼差す
  またた・く ── 瞬く

1,800円/ 税込価格 1,980円

526 - 瀧口修造研究会会報『橄欖』第5号

瀧口修造研究会 2021年 22.5×15.2cm 175P

執筆者は掲載順に、石原輝雄、伊勢功治、永井敦子、清家克久、岩崎美弥子、藤澤顕子、高島夏代、今村雅江、山口馨、尾山景子、三谷風子、霧山深、宮井徹、高橋修宏、土渕信彦

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476 - 細江英公 『球体写真二元論・私の写真哲学』(サイン本)

窓社 発行 2006年 19.5x13.8cm 239P

人間写真家細江英公への誘い!自伝三部作完結
未公開写真を含む巨匠の仕事の全容を俯瞰する―その写真から豊饒な作家魂と写真哲学が見えてくる。(本書帯より転載)

3,000円/ 税込価格 3,300円

475 - 細江英公 『なんでもやってみよう・私の写真史』(サイン本)

窓社 発行 2005年 19.5x13.8cm 293P

人間写真家細江英公の「これまで」と「これから」
17歳から72歳まで半世紀にわたる活動を未来へ向けて書き記す―その活動から実践哲学が見えてくる。(本書帯より転載)

2,800円/ 税込価格 3,080円

474 - 細江英公 『ざっくばらんに話そう・私の写真観』(サイン本)

窓社 発行 2005年 19.5x13.8cm 271P

人間写真家細江英公の「いま」
「生涯現役」をめざす写真家が現在の心中を率直に語り尽くす―その言説から時代認識と世界観が見えてくる。(本書帯より転載)

2,500円/ 税込価格 2,750円

331 - 建築家のおくりもの

磯崎新 王国社 2000年 19.5×14.0cm 224P

目次:
・建築家はなぜそこにいったか
・建築すること、記憶すること
・あなたはいまどこにいるのか*
・あなたはいまどこにいるのか**

カバー画:磯崎新「ルイジ・ノーノの墓」

建築家は何をのこせるか。世界各地の建築設計の場で出会い、火花を散らした人たち、濃密な時間を刻印し、惜しまれながら逝った人たち、そんな記憶の残像を創作の糧としながら、磯崎新は今日も地球を歩き回る。

1,800円/ 税込価格 1,980円

330 - 磯崎新の仕事術 建築家の発想チャンネル

磯崎新 王国社 1996年 19.4×14.0cm 224P

目次(抄):
・私の仕事術
・磯崎新とは誰か
・私の建築術
・設計はこうして生まれる
・都市はどこへ行くか
・建築家は何を考えているか
・建築家は次代にわたす中間ランナー
・旅のスケッチから発想のヒントが
・人とのかかわりの中で仕事を考える
・日本という形

発想のひらめきはどこから来るか。世界的建築家、磯崎新が初めて明かす仕事の作り方。設計のみなもとである著者自筆のスケッチを多数収録。

1,800円/ 税込価格 1,980円

329 - 磯崎新の発想法 建築家の創作の秘密

磯崎新 王国社 1998年 19.5×14.0cm 224P

目次(抄):
・私の発想はどこからくるか
・建築家が発想する
・都市のユートピアは可能か
 ・「海市」計画とユートピア
 ・神話創生の場・淡路島に小さな政府を
 ・なぜ旧都庁舎を残さなかったのか
・瓦礫の街から
 ・理念なき時代の建築
 ・想像力の源泉としての廃墟
 ・地震計としての建築家
・フィレンツェの丘の上にて
・みはらしとなづけ 私の景観論
・都市は姿を消す

創造的な仕事はどこから生まれるか。世界的建築家、磯崎新はいま何を考えているか。難問を抱える21世紀の都市と建築のゆくえを、具体的なプランとその発想の根源を呈示しつつ明快に論じる。

1,800円/ 税込価格 1,980円

328 - Anywise 知の諸問題をめぐる建築と哲学の対話

監修・磯崎新+浅田彰 NTT出版 1999年 21.3×15.0cm 232P

目次(抄):
・海市島 磯崎新+浅田彰
・日本版特別座談会 <Anywise>をめぐって 磯崎新+柄谷行人+岡崎乾二郎+浅田彰

・センチメントと形態 岡崎乾二郎

Anywiseは、1991年から2001年にかけて毎年1回ずつ、世界のいずれかの場所で開かれる、《建築》と《哲学》をめぐる横断的なコンファレンスの第5回目にあたる。1995年、建築家、哲学者、批評家、アーティストたちがソウルに集まり、会議はスタートした・・・・。

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326 - 住宅の射程

磯崎新、安藤忠雄、藤森照信、伊東豊雄 TOTO出版 2006年 19.0×13.4cm 276P

目次(抄):
磯崎新【住宅は建築か】
・なぜ「住宅は建築か」
・住宅もつくった建築家
・小住宅はすべてnLDKである
・公団住宅という悲喜劇―団地サイズと『家族ゲーム』
・住宅は建築じゃない―篠原一男と野武士たち
・nLDK批判から見えてきた新しい家族像
・おたくという建築的テーマ
・再々「住宅は建築か」

安藤忠雄【すまいについて考える】
藤森照信【二十世紀から二一世紀への日本のすまいの流れ】
伊東豊雄【今、住宅とは何か?】

ギャラリー・間20周年記念「21世紀の住宅論」講演記録。日本建築界をリードする4氏が贈る建築家を志す人への熱いメッセージ。

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229 - Inter Communication 1 季刊インターコミュニケーション創刊号

磯崎新、浅田彰、岡崎乾二郎、他 NTT出版 1992年 25.3×21.2cm 197P

対談/磯崎新+藤岡和賀夫「日本の文化施設とソフト環境」

編集委員:浅田彰、伊藤俊治、武邑光裕、彦坂裕。特集<トランスポーテーション 速度都市あるいは移動の文化変容>。今福龍太×中沢新一×宮内勝則

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204 - 『モダニズム/ナショナリズム 1930年代日本の芸術』

五十殿利治・水沢勉 編 せりか書房 2003年 21.0×15.0cm 272P

初版 カバーあり
ファシズムに向かう時代にあって芸術(文学・美術・デザイン・写真・音楽・建築)は危機的な社会の実像をどう表現しようとしたのか。気鋭の研究者10人がその意味を問い、「1930年代」への新たな視角を提供する。

目次
序文 なぜ1930年代か
喫茶店「リリオム」の時代
<小林秀雄>というイデオロギー『私小説論』前後
作曲家と批評家の対峙にむけて 一九三〇年代にみる楽壇の成熟過程
美術批評家たちの登場 社会的な認知と文化統制
透明な機能主義と反美学 川喜田煉七郎の一九三〇年代
渾沌とした一九三七年 美術と商業美術の領域をめぐって
グラフ・モンタージュの成立 『犯罪科学』誌を中心に
恩地孝四郎の二つの「出版創作」をめぐって 『海の童話』と『飛行官能』
藤牧義夫≪白描絵巻≫考 館林市立資料館所蔵≪浜松公園の巻≫(仮称)をめぐって
コラム「一九三七年」 雑誌『美術時代』 長二郎斬られる 幻の甲府博 浅草の国際劇場
あとがき
年表一九三〇―四〇

執筆:五十殿利治、森まゆみ、林淑美、後藤暢子、梅宮弘光、川畑直道、金子隆一、桑原規子、水沢勉、三上豊

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197 - 『五感の故郷をさぐる』

山下柚実 東京書籍 2001年 19.4×13.5cm 200P

初版 カバーあり 帯あり
五感喪失の子どもたちに何が起きているのか?五感を再生する教育、感覚統合の試みなど、失われた感覚を取り戻す1冊。『潮』『世界』『朝日新聞』『VOGUE NIPPON』などに掲載されたものをまとめる。

◆山下柚実(やました ゆずみ)
1962年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ノンフィクション作家。雑誌編集者、週刊誌記者を経て執筆活動を開始。身体と社会の関わりに関心を持ち、美容整形、エイズ問題、五感についてなどを取材。1995年に『ショーン 横たわるエイズ・アクティビスト』にて第1回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。その他著書は『時代をノックする音 佐野元春が疾走した社会』(毎日新聞社)、『五感喪失』(文藝春秋)など。

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195 - 『神になる科学者たち 21世紀科学文明の危機』

上岡義雄 日本経済新聞社 1999年 19.4×13.7cm 344P

初版 カバーあり 帯あり(折れ)
科学による「生命創出の時代」がやってくる!「倫理なき思想」である「科学」。その可能性と危険性を古代以来の科学思想の検証を通して明らかにする力作評論。

◆上岡義雄(かみおか よしお)
1947年生まれ。1970年早稲田大学理工学部卒業。日本経済新聞社に入社し、主に原子力問題、環境問題、学術・産業技術政策をカバー。日経サイエンス編集長、出版局科学出版部長、編集局科学技術部長を経て日経産業消費研究所事務局長、日本科学技術ジャーナリスト会議理事を務める。主な著書に『テラスで読む地球環境読本』(日本経済新聞社、1990年、共著)など。

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140 - ウィトゲンシュタインの建築(新版)

バーナード・レイトナー編/磯崎新訳 青土社 2008年 184P

1989年刊行書の復刊

新版のための訳者あとがき
 はじめてこの建物の前に立ったのは一九六八年のこと。ミラノで五月革命の余波にまきこまれ、パリへは行けずウィーンを廻った。このときハンス・ホラインがストンボロウ邸が売りに出されているといって一緒に見に行った。勿論なかには入れてくれなかった。
 しばらくして、ジョナス・メカスの『リトアニアへの旅の追憶』(一九七二)にその内部の光景が記録されていることが話題になった。私は見る機会がなかった。それでもバラバラの情報があったのか、私は『表現の構造について』(『岩波講座 文学1文学表現とはどのような行為か』一九七五、岩波書店)でウィトゲンシュタインの「いえのかたちをした論理」について書いた。
 その参考のためだったかどうか、前後の記憶がおぼつかないけど、この『ウィトゲンシュタインの建築』の逐語訳をしてあった。それが多木浩二さんの手に渡って、十年余りのちにこの本になった。そのあたりのことは、『栖(すみか)十二』(一九九九、住まいの図書館出版局)のなかの第八信「ストンボロウ邸」のなかでふれてある。
 いまでは『建築家・ルートウィッヒ・ウィトゲンシュタイン』(Ludwig Wittegenstein, Architect by Paul Wijdeveld, The MIT Press,1994)など、数多くの研究書があらわれている。だか、このバーナード・レイトナーの本が出版されたときの清冽な印象をこえるものはまだない、と私は思う。誰もが引用する『論理哲学論考』の箴言、「―およそ語られうることは、あきらかに語られうる。そして語りえないことがらについては沈黙しなければならない。」を、そっくり本のかたちにしているからだ。正確な図面と写真だけがあって、余分なものがいっさいはぶかれている。そんなわけでこの「あとがき」も無用だと思うけど、四〇年前にうすよごれた箱型の物体を見上げたときの記憶に免じて蛇足をお許し願いたい。
 二〇〇八年五月    磯崎新(あとがきより)

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89 - 『解放の美学 二〇世紀の画家は何を目ざしたか』 

富山妙子 未来社 1980年 B6判 270P

二刷 カバー 目次(抄):『帝国主義論』と『ダダ宣言』 十月革命・政治と芸術のコミューン 愛と革命・女の現実参与(ベルリン・ダダ、オットー・ディクス、モダニズムとファシズム) ワイマール共和国とバウハウス メキシコ革命と壁画運動(シケイロスとトロッキーとブルトン) ニューディール美術運動 反ファシズム芸術戦線 日中戦争と中国革命(魯迅とケーテ・コルヴィッツ) 第三世界から(ポルティナリ) 他

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