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みすず書房 発行 2015年 21.5x15.5cm 280P
カラー写真146点
図版総点数203点
「集合住宅とは他の建築と比べて他人事ではない気持ちにさせる、そんな建築である」――1968年創刊の「都市住宅」から100巻をこえる「住まい学大系」まで半世紀近く建築誌・建築書の編集長を務めてきた著者が『アパートメント』『集合住宅物語』、共著『いえ 団地 まち』(日本建築学会著作賞)の後に刊行する集合住宅ものの総集編。ル・コルビュジエのユニテ・ダビタシオン、同潤会アパートメントほか訪ね歩いた19世紀末以降の内外の名作について、みずから撮影した写真を添え縦横に説き明かす。
4,200円/ 税込価格 4,620円
ZEN FOTO GALLERY 発行 2015年 24.0x19.2cm 64P
「見られているな」と感じて
肌寒い雨の夜、友だちが泊まり にやって来た。薄明かりの中に沈黙が漂い、頭の上からじわじわと重苦しい長い夜の予感がひろがりはじめる。なぜか真っ正面から友だちを凝視することに一種 のもどかしさ、うとましさ、いらだたしさを感じる。いつでも逃げ出せる。絶対にここではないと思い始めた時、不思議に私の内部で何かが溶解をはじめ、たと えば女の部屋に飼われた猫とか、台所に住みついた虫の視点に、ふと近づいたような気分がしてくる。
暗 闇の中で、または、まばゆい陽光の下で、突然「見られているな」と何かの視線を感じることがある。それは決して人間の視線だけとは限らない。得体のしれな い他者の視線が、私自身に、確かにまつわりついているのではないかと思い続ける。それは結局、自分で自分自身を見つめていること、私自身にこだわっている ことの逆説にほかならないのである。
私は、私が女であることを放棄 して写真を撮ったところで、それは私にとって何のリアリティも持たないと思う。それは、ことさら女を意識して写真を撮るという意味では決してなく、生まれ た時から男が男であるように、私が女であるということからしか、何も始まらないということだ。(西村多美子/『カメラ毎日』1970年8月号より)
5,000円/ 税込価格 5,500円
ギャラリー•ニエプス 発行 2015年 B4変形 192P
2016年1月にときの忘れもので個展を予定している中藤毅彦さんが第24回林忠彦賞を受賞されました。
<この度、写真集「STREET RAMBLER」によって、第24回林忠彦賞を頂きました!
林忠彦賞は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦の多彩な業績を記念して創設された写真賞です。
今回の受賞作は、この10数年の自分のストリートスナップの中から代表作をまとめた写真集で、この様に評価して頂けた事は大変嬉しく光栄に思います。
写真集を出版するに当たってお世話になったスタッフの皆様、細江先生を始め審査員の皆様、周南市美術博物館の関係者の皆様、そして故林忠彦先生に心より感謝申し上げます。>
(中藤毅彦さんのfacebookより)
※こちらの書籍の送料は別途540円かかります。
6,500円/ 税込価格 7,150円
グラフィカ 発行 2012年 27.7x22.8cm 142P
限定10部
作家直筆サイン、限定番号入り
※写真集の内容は通常版と同じです
モノクロ写真集
テキスト:西村多美子、平嶋彰彦
図版:88点
※サイン本
西村多美子の若き日(1970〜83年)の旅の記録。撮影地は1970年代初頭の北海道、東北への旅をはじめ、1983年までの北陸や関西、地元である東京も含まれている。
SOLD OUT
禪フォトギャラリー 発行 2014年 28.5x21.7cm
限定700部
テキスト:西村多美子
復刻版:112ページ、付録36ページ
ソフトカバー
2冊1函入
※サイン本
西村が1969年〜72年に北海道、東北、北陸、関東、関西、中国地方を旅した時に撮影した写真。
1973年に東京写真専門学院出版局より発行された写真集『しきしま』の完全復刻版+付録(未発表写真18点収録)の2冊セットです。
SOLD OUT
蒼穹舎 発行 2005年 21.7x25.6cm 112P
モノクロ写真集
※サイン本
1973年の名作「しきしま」以来、32年の歳月を経て出版された西村多美子の第2作品集。
ポルトガル、キューバ、トルコ、スロヴェニア、フランス、オーストリア、ニュー・オーリンズ…
「初めての町に降り立ったとき、目の前に広がる風景より、まず光や風、町の空気を全身で感じ取る。そして歩き出す。」と、あとがきにある様に、この写真集には光と風と異国の空気がぎゅっと詰め込まれている。
グラフィカ 発行 2011年 26.0x18.2cm 104P
モノクロ写真集
テキスト:唐十郎(インタビュー)、麿赤兒、四谷シモン、大久保鷹、金森珍、大塚聡、堀切直人
※サイン本
西村多美子が1968-69年に、唐十郎率いる「状況劇場」の舞台を撮影したもの。
60年代末期、騒然とした変革へのエネルギーが社会に未だ蠢く時代に、肉体を投げ出した、赤裸々でスキャンダラスな状況劇場の役者たちの姿がざらついた銀粒子となり当時の熱気を伝える。
1,900円/ 税込価格 2,090円
グラフィカ 発行 2012年 27.7x22.8cm 142P
モノクロ写真集
テキスト:西村多美子、平嶋彰彦
図版:88点
※サイン本
西村多美子の若き日(1970〜83年)の旅の記録。撮影地は1970年代初頭の北海道、東北への旅をはじめ、1983年までの北陸や関西、地元である東京も含まれている。
SOLD OUT
イースト・プレス 発行 2013年 18.8x13.0cm 352P
写真・スケッチ:光嶋裕介
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
※光嶋裕介のサイン入り
内田樹氏、推薦
旅の記憶について書くことのリスクは、一度書いてしまった言葉が書き手自身を呪縛して、経験の意味を固定化してしまうことにある。この書物はその陥穽をみごとに免れている。書き手である青年は、彼の旅の経験を一意的なものに還元することを自制し、経験から終わりなく意味を汲み出し続けようとしているからである。自己抑制と知的貪欲。その緊張のうちにこの本の文体の魅力は棲まっている。(内田樹 本書帯より)
旅の最中ぼくはずっと、建築の姿形ではなく、その形態の向こう側にあるものを見ようと必死だった。設計者として建築をつくり出すうえで、空間とは何かという根本的な問いに対する自分なりの考えが持ちたかったのだ。圧倒的に濃密な空間のなかで、設計者と架空の対話をするのは至福のときであった。そういう意味においてぼくは、コルビュジエとも、ガウディとも対話してきた。(光嶋裕介 本書あとがきより)
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細江英公 写真評論社 発行 1971年 36.4x26.3cm 88P
初版
テキスト:三島由紀夫、細江英公
細江英公の自筆サイン入り
函付き(シミ、ヤケ、凹みあり)
※中身に若干のシミがあります
30,000円/ 税込価格 33,000円
青幻舎 発行 2006年 29.7x22.9cm 160P
「球体写真二元論・細江英公の世界」展
会期=2006年12月9日[土]―2007年1月28日[日]
東京都写真美術館
テキスト:
・金子隆一 細江英公私説―「写真」という磁場を求めて
・神保京子 細江英公―厳かなる祝宴
・ジョン・ウッド 細江英公の「Frisson Nouveau」
※細江英公のサイン入り
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窓社 発行 2007年 29.8x22.7cm 118P
テキスト:M・S・スワミナタン、ロバート・ジェイ・リフトン、細江英公
デザイン:馬淵晃
ポンペイ〜アウシュビッツ〜トリニティ・サイト〜ヒロシマ 四つの都市をめぐる悲劇の根源的意味を問う。
―われらの死は天災によるものだから避けられない宿命にあった。しかし、現代の恐るべき核兵器は人間が作ったものだから、あなたがた現代人の不退転の決意と英知があれば避けることができる。」
わたくしはヒロシマ、ナガサキの死者の死骸とそっくりな形をしたポンペイの死者の石膏像から以上のようなメッセージをはっきりと聴き取ったのである。(細江英公)
3,800円/ 税込価格 4,180円
窓社 発行 2008年 30.3x23.4cm 66P
テキスト:山口昌男、池田龍雄、細江英公
デザイン:馬淵晃
※細江英公、ヨシダ・ヨシエのサイン入り
3,400円/ 税込価格 3,740円
羽黒洞木村東介 発行 2006年 30.0x19.0cm 16P
「「春本・浮世絵うつし」「鎌鼬」 屏風・掛軸 細江英公」展
会期=2006年12月15日[金]―2007年1月28日[日]
限定900部
テキスト:ヨシダヨシエ、細江英公
デザイン:馬淵晃
※細江英公のサイン入り
※表紙は綴じ紐を外すと屏風のように置くことができます
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青幻社 発行 2009年 33.2x25.2cm
写真:細江英公
舞踏:土方巽
序文:瀧口修造
随筆:ドナルド・キーン
詩:三好豊一郎
鎌鼬讃:高橋睦郎
造本:田中一光
細江英公サイン入り
◆舞踏家・土方巽とのコラボレーションである「鎌鼬」のシリーズは、1965年に土方の故郷である秋田で撮影、1969年に写真集として刊行されました。翌年には芸術選奨文部大臣賞を受賞するなど、すでに代表作として高い評価を得ていますが、今回、未発表作品8点を加え、ドナルド・キーン氏の書き下ろしエッセイ「細江英公の写真」と高橋睦郎氏の「鎌鼬讃」を加えることで新たに「鎌鼬」に息を吹き込みました。また、この『鎌鼬 新装普及版』の装丁は、田中一光氏の最後の仕事になってしまいました。
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ときの忘れもの 発行 2013年 25.6x18.1cm 24P
「第23回 瑛九展」
会期=2013年5月17日[金]―6月1日[土]
執筆:大谷省吾(東京国立近代美術館主任研究員)
図版:約30点掲載
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
瑛九の最初期(1936〜37年)のフォトデッサン、コラージュから最晩年の点描大作まで、油彩、水彩、素描、フォトデッサンなど30点を収録。
800円/ 税込価格 880円
せりか書房 発行 2012年 21.0x15.0cm 333P
著者:ジョナス・メカス
訳:木下哲夫、編:森國次郎
1949年、肌寒いニューヨーク港に難民として降り立ったジョナス・メカス。入手したボレックスでニューヨークを、友人たちを、自らを撮り続けてきたメカスが語る、リトアニアへの想い、日記映画とニューヨークのアヴァンギャルド、フィルム・アーカイヴスの誕生…「ここに集められた文章は、どれも思い出であり、わたしの人生の一部である」。
主要作品のメカス自身による解説とコメンタリーを収録。
SOLD OUT
赤々舎 発行 2012年 20.5x15.7cm 109P
テキスト:大竹昭子(ときの忘れものWEB連載エッセイ「レンズ通り午前零時」に加筆・修正+書き下ろし)
デザイン:五十嵐哲夫
※著者サイン入り
「撮るわたし」と「書くわたし」を育んだ80年代のニューヨークへ!
鋼鉄のビルが落とす鋭い影、ストリートにあふれるグラフィティー。
30年前、混沌のニューヨークへ渡り、カメラを手に街へ、世界へと歩きだした。生のエネルギーを呼吸し、存在の謎と対峙する眼。
ジャンルを超えて活躍する著者が、写真と言葉の回路を解き明かした重要な一冊。
そこに通っているのは一本のレンズ通りである。虚構と現実をつなぐこの通りこそが、過去といまと未来を接続するラインなのであり、それをつかみとることに生のリアリティーがあるのを強く確信したのだった。(本文より)
2,300円/ 税込価格 2,530円
Polar Star Office 発行 2012年 24.6x25.9cm 32P
目次:
1. SILENT GOLD & SINGING BLACK
2. WINTERMUTE
3. MIDSUMMER
SOLD OUT